作品展示会開催中(3月23日)
富士宮市役所1階ホールにて、作品展示会を開催しています。
学生の力作を選りすぐって展示しています。
お近くの方はぜひ。3月24日までです。


富士宮市役所1階ホールにて、作品展示会を開催しています。
学生の力作を選りすぐって展示しています。
お近くの方はぜひ。3月24日までです。
卒業研究発表会が開催されました。
卒業研究に取り組んだ4年生が、4年間学んできた技術知識の成果を発表しました。
研究テーマのひとつ、「油山寺三重塔軸組模型制作―匠明の木割書を通した比較―」では、
日本伝統的な建築設計法「木割」と、実物との相違について考察しました。
三重塔の写真はその軸組模型で、細部に渡って丁寧につくられています。
そのほかのテーマは、
「真田信重霊屋の斗組(ますぐみ)」、
「腰組斗栱(ときょう) ~近世の権現造の比較~」、
「幼稚園の設計 ~遊び、育つ環境~」、
「富士山本宮浅間大社 規矩図の検討」、
「くらやみ祭りの記念館の設計」、
「技能五輪全国大会について」で、計7つが発表されました。
いずれも伝統と現代、設計と施工問わず、
様々な観点から日本木造の建築技術を追求するものでした。
これらの作品は、本校で展示公開されています。
見学をご希望の際は、本校へお問い合わせください。
宮大工棟梁の内田工務店社長内田幸夫棟梁と、
大工で本校OBの菅ヶ谷航晟さん(29才)を講師として、
宮大工の仕事について講演会を開催しました。
内田棟梁からは、これまで手掛けた文化財の保存修理や建築の数々とその時のエピソードから、
「伝統的な技術を維持するばかりではなく、新しい技術や素材も用いることでより良い形で未来に繋いでいく」というお話と、資格取得の必要性も話されました。
菅ヶ谷大工は、
「ただ言われた仕事をこなすのではなく、その指示を通して親方が何をさせたいのか考えるようになった。」と、自身の学生時代を振り返り話をしていただきました。
学生の質問にも丁寧に応答していただき、有意義な講演会でした。
12月23日はマラソン大会が開催されました。
前日の大雨とは裏腹に、大変よい天気に恵まれました。
富士山の雪も冬らしくなりました
学校前の道を、富士山に向かって走ります。
富士のの澄んだ空気のなか走るのは、なかなか気持ちの良いものです。
男子女子それぞれ1位が帰ってきました。
みな懸命に走っています。
ゴール後は温かい豚汁を食べました。
これで日本建築専門学校の年内行事は終わりです。
年末年始はみな郷里に戻ります。
年明けはリフレッシュして、年度末に向けラストスパートです。
10月11日に、本校の年間行事「体育祭」が開催されました。
運動会のようなイベントです。
運営は学生たち自身で行い、「6人7脚」や「チーム対抗リレー」など、
種目を学生たちで決定します。
10月22日、23日に開催されました第5回カベワングランプリに、
本校の部活動「木造耐力壁研究部」が出場いたしました。
カベワングランプリとは、実物大の木造軸組耐力壁を制作し、
互いを引きあったうえでどちらが相手の壁を破壊できるかを競う大会です。
耐力壁の耐震性能はもちろんのこと、いかに少ない材料で制作できるか、
いかに容易に組立て解体できるか、廃棄物は少ないか、デザインは美しいかなど、
総合的に評価し得点を競い合います。
真ん中のジャッキで互いの耐力壁を引き合います。
右の耐力壁が本校チームの耐力壁です。
組立作業の様子です。
加力試験後の様子です。
試験は1回戦敗退でしたが、
施工時のコミュニケーションや部材のカンナがけの美しさなどが評価され、
審査員特別賞(古久保英嗣賞)、またスポンサー賞を受賞しました。
本校ならではの部分が評価され、大変うれしい結果となりました。
9月18日は本校の学園祭が開催されました。
校内は学生の企画したブースが数多く出展され、
多くのお客様で賑わいました。
実習棟では、学生が教えてくれる木工教室が催されていました。
小さなイスなどの木工品を教わりながらつくれるとあり、
小さなお子様にも人気のブースでした。
また本物のカンナがけが体験できるブースでは、
大人も学生に教えてもらいながら木材を削っていました。
ヒノキのカンナくずを記念に持ち帰るお客様も多くおりました。
教室棟では、茶道部の学生が立てたお抹茶をいただけるブースが出展されていました。
実物大のお茶室模型の中でいただけるコースもあり、
本格的な茶道体験ができると人気のブースでした。
また製図室では、学生の設計課題の展示室がありました。
学生自身が成果物の説明をしており、
図面が手描きであることの驚きながらご覧になっておりました。
開催は3年ぶりということで、学園祭を体験していない学生が中心となるなか、
工夫をしながら企画した今年の学園祭でした。
学生にとって、楽しいイベントとしてだけでなく、
学外に関わる意義と難しさを知るイベントとして、
さまざまなことを学べた学園祭でした。